諸々の諸事情により

日常を豊かにするちょっとしたこと。

Spacee(スペイシー)の銀行振込オペレーションが想像以上にダメだった件

スペイシーというサービスを使っています。 過去記事に少し書きました。

 

masaakimasao.hateblo.jp

 

今回、ちょっと気を付けたほうがいい点があったので報告してみます。

 

何が起こったか

利用者側のオペレーションとしては、下記の流れで進みます。

  1. 会議室の検索
  2. 会議室の予約
  3. 決済(クレジット決済、銀行振込、請求書払い選択)
  4. 施設の利用
  5. レビュー投稿

 今回、会議室の予約まではスムーズにいきました。問題がおこったのは決済の部分です。

 

銀行振込の場合、予約から2営業日が過ぎると自動でキャンセルされてしまうとのことでしたが、入金から確認まで運営側で少し時間がかかるとのことでしたので、待ってました。

今回会議室を予約したのが19日で、入金を20日に行いました。

そして、昨日22日、入金の反映がされていなかったので、システムからと思われる通知によって入金を促されました。こちらは入金しているのになぜ?

なので再度メールとチャットを駆使してサポートに確認を依頼していました。昨日22日のことです。担当者から連絡をいれますとのことで今日23日待っていたら。

 

23日の今日、「入金が確認できないため予約キャンセルします」とのメールが!

 

問い合わせしているのだから、キャンセル入れてくる前に、「入金が確認できていませんがどうしますか」との連絡を期待するのは過剰なんですかね?

 

ということで再度チャットで質問。すると、「担当者に確認します」とのことでなんとも要領を得ませんでした。

チャットで回答を待ち続けても音沙汰なし。しびれをきらして回答の目安を聞いても急ぎ確認しますとしか答えませんし、どうもオペレーションがダメダメっぽい。

すると、携帯電話に担当者と思われる女性から電話が。

「やっぱり入金が確認できていない。振込の明細を送ってほしい」とのこと。

速攻送りました。

 

すると、「システムのせいで入金確認が遅れていたけど、入金の確認がとれたので会議室は当日使ってください」とのシンプルなメッセージが。

 

うーん。電話では入金が確認できないって言ったよね?

なんで明細を送ったらすぐ確認できたの? それとシステムのせいって何?

 

説明責任が果たされていません。

総じて、こういうベンチャーのサービスって、仕組み(システムや使い勝手)は整っているけど、運営(カスタマーサポートや業務プロセス)が未熟なことが多い印象なのですが、今回の事例はそれをまさに体現しているように感じました。

 

電話で一回やりとりしてるんだから、電話で謝罪するよね? 普通。あるいはメールにももう少し丁寧な説明をいれるべき。

こういったことで顧客の信頼を失っていくのは残念です。

若い組織だからということでは許されません。きちんとやるべきことをやって、ミスをしてしまったのならば仕方ありません。それを説明してさえくれれば。

しかし、こういったことがあると、他の方に勧める気がうせてしまいます。

 

銀行振込じゃなく、クレジット決済だったらスムーズだったのかもしれません。

今回は苦言を呈しましたが、応援しているサービスだからこそ、のことです。ベンチャーもしくは新規事業では、運営をうまくこなすことが本当に大事です。

自分への教訓も含めて、書き留めておきます。

貸し会議室サービスのスペイシー(Spacee)が想像以上にリーズナブルだった件

とある勉強会に向けて、東京駅周辺で会議室を探していました。今回は、スペイシー(Spacee)というサービスで想像以上にリーズナブルに会議室を借りることができたので、使い勝手などを紹介していこうと思います。

 

今回使ったのはこちら、「スペイシー(Spacee)」です。

 

www.spacee.jp

 

 

 どんなサービスか

会議室やレンタルスペースを貸したり、借りたりできるサービスです。貸したいニーズとしては遊休資産の活用、借りたいニーズとしてはリーズナブルに場所を借りたい、といったところでしょうか。それらをマッチングするのが、スペイシーです。シェアリングエコノミーですね。

一般ピープルであれば借りたいというニーズが圧倒的多数だと思いますので、私もそちらのニーズを中心に今回の報告としたいと思います。

 

どんな人にオススメか

まず場所ですが、基本的には東京都内、それも山手線沿線および山手線内部が中心となります。そのため、これらの場所にアクセスできる人が中心となるでしょう。

徐々にエリアは拡大するものと思いますが、東京以外だと、横浜、大阪、名古屋が現在のエリアとなっています。

現時点では、大阪で31件、名古屋で154件のヒットがありました。カバーエリアは広くなさそうですが、中心部ではそこそこ選択肢はありそうです。

よって、そもそもこれ以外の地域の方は現時点では使いにくいかもしれません。都内に出張しそこで臨時に会議をしたい、なんてニーズでは使えると思いますが。

あと、未成年は基本的にNGです(保護者の同意があればOKっぽい)。

 

特徴は?

まずリーズナブルということでしょうか。たとえば、東京駅直結のそこそこ広めの会議室を休日に借りたいとします。

 

f:id:masaakimasao:20170619195203j:plain

 

テーブルありで16人収容の会議室が、1時間あたり1080円。一般的に休日のほうが料金が高い設定のようですが、それでもこの価格。

この会議室の場合、プロジェクターは別途料金が必要で1080円。それでも安い。

3人で広々借りても、一人当たり1時間360円。マンガ喫茶より安いんじゃないでしょうか。かなりリーズナブルですね。東京駅周辺は銀座について土地が高いと思うので、これはうれしいですね。

 

決済オプションは、クレジット決済以外に、銀行振り込みも対応。個人事業主や法人の場合には請求書払いも可能とのこと。このあたりは一般的ですね。ビットコインとかで払わせてくれないかな。。。

銀行振り込みの場合には5営業日以上前でないとダメらしいので直前だとクレジット決済となるでしょう。

 

サポート体制は?

チャットでのサポートが便利です。FAQはそこそこ整っていますが、私はFAQにのっていないことが知りたかったのでチャットしてみました。

今回は私が借りましたが、銀行振り込みは別の方にお願いしました。そして、ユーザー登録時の名前と振込名義人が異なってもよいかどうかわからなかったので、チャットで聞いてみたらOKとのこと。ものの1分ですぐに解決しました。試していないのでチャットの対応時間はわかりませんが、日中であれば何かあれば即レスいただけると思います。

また、会議室を確保できた後に送らてきたメールには会議室を借りる場合の緊急連絡先などもありましたので、何かあれば当日電話でサポートを受けられる体制にあると思います。

 

競合サービスは?

こちらも東京都内対象ですが、下記のようなものがありました。

ハロー貸会議室|格安の貸し会議室やレンタルスペースを東京で展開

軽く検索した感じだと、東京駅周辺だと1時間2800円が最安っぽいです。

 

続いてこんなところも。ただ、こちらは基本的に法人需要かつ結構大規模な会議向けのようですね。料金もそれなりにします。

東京都内の貸会議室・レンタルスペースなら【リロの会議室】

 

TKPの貸会議室サービスもありますが、これも大規模な会議などの需要向けですね。

貸し会議室、貸しスペース、貸しホールならTKP貸会議室ネット

 

一般向けだと、喫茶店で有名なルノワールが貸会議室もやっています。

貸会議室マイ・スペース&プラザ

ただ、こちらも1時間4000円くらいで、ちょっと個人的には手を出しづらい。

 

これらのサービスと比較すると、よりリーズナブル感がわかると思います。

 

結論:都内で個人ミーティングしたい場合にはSpaceeは一考の余地あり

転職したいみなさん。履歴書は高校から書きましょう!

き、筋肉痛が。。。どうも、ジム2日目のわたしです。

 

早速ですが、いろんな転職エージェントに会っていると、なんとなく勝ちパターンみたいなものがわかってくるわけですが、今回はその中のひとつについて書いてみようと思います。

 

履歴書には、高校名を書こう!

突然ですが、あなたは自分の高校時代に誇りをもっていますか?

もし自信をもってイエスと言えるのであれば、間違いなく履歴書には高校名まで書きましょう。

あなたの人格形成や頭の基礎体力は高校生の時にほぼ固まっています。

それゆえ、地頭のよさとか、依拠する文化的基盤を、高校ブランドによってアピールすることは書類を突破する上でのひとつの勝ちパターンとなります。

40歳を超えてくると、100の応募に対してやっと1つの内定を得られるというくらい、転職活動はかなり厳しい戦いになってきます。

まず、書類が全然通らなくなるわけですよ。

そこで、差別化のため、高校ブランドを利用するわけです。これが意外と効いているような気がしていて、私の場合、履歴書の書き方を変えたあたりから、面接通過率が体感で5倍くらいになった気がします。

別に出身高校が進学校じゃないとダメとかそういうわけではなくて、おそらくは、高校生という多感な時期において、どういう基準で大学を選んだか、もっというとどういう基準でその先の就職までを見越していたか、ということが、職務経歴書と照らし合わせてわかるような経歴であったりすると、採用側も自分の中でストーリーが作りやすいと思うんですよね。

で、面接に進んだときにも話題にできるので、一石二鳥です。

 

仮に自分の高校時代を黒歴史だと思っているあなた。あなたも、おそらくは高校名を書いたほうがよいと思うのです。

理由としては、やはり高校というのは、多かれ少なかれ、多くの人にとって最初の大きな意思決定の場だったと思うのです。そこでどんな決断をしたのか、またその決断に納得していないのであれば、それをどのように克服しようとしたのか、というストーリーがやはり採用担当者に突き刺さればそれはそれでとてもよい情報になると思うのです。

 

別に有名高校でなくてもいいんです。世の中、そんなすごい人ばかりじゃないですから。でも、良い面も悪い面も含め、自分の人格形成の大きな部分を占める時間、どういう過ごし方をしたのか語るのは、大学や初期のキャリアを語るのと同じくらい重要な場合もあります。

 

最近は週間ダイヤモンドや週刊東洋経済など、大衆経済雑誌でも、高校ランキングとか高校力とかを特集するようになってきています。

こういうことを言ってくれるエージェントってあまりいないのですが、多くの場合、差別化の要素にできると思うのですよね。

最近だと、N高校出身とか言えるとなんかかっこいい気がします。

よろしい、ならば転職だ

諸君 私は吉野家が好きだ
諸君 私は吉野家が好きだ
諸君 私は吉野家が大好きだ
牛丼が好きだ 特朝定食が好きだ けんちん定食が好きだ 牛鮭定食が好きだ
味噌汁が好きだ ギョク(卵)が好きだ お新香が好きだ 野菜サラダが好きだ
並で 大盛りで 特盛りで つゆだくで ねぎだくで 肉だくで
吉野家によって食わされるありとあらゆる食物が大好きだ
人がいっぱいで通れないのが好きだ
垂れ幕に「150円引き」と書いてあるのを見たときなど心がおどる
得意げな顔のド素人が隣の奴にアホかバカかと言っているのが好きだ
「つゆだく」がきょうび流行らなくなった時など胸がすくような気持ちだった
一家四人があちこちに並んでいるを見るのが好きだ
家長の人間が 「よーしパパ特盛り頼んじゃうぞー」と言ってる時など感動すら覚える
最強の隣の奴がぶちぎれている様などはもうたまらない
U字テーブルの向かいの客と喧嘩を始めるのも最高だ
牛丼を大盛りで頼み ねぎを多めに ギョクをつけて食う時など絶頂すら覚える
150円をもらって 席を譲るのが好きだ
吉野家通の罵倒を浴びて 女子供がすっこんでいく様はとてもとても悲しいものだ
刺すか刺されるかの雰囲気を受けて 店主が包丁で乱入してくるのが好きだ
吉野家通に問い詰められて 「つゆだく」を撤回させられるのは 屈辱の極みだ
諸君 私は地獄の様な吉野家を望んでいる。
諸君 私に付き従う吉野家店員諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なる値下げを望むか? 情け容赦のない 糞のような肉骨粉を望むか?
コスト削減の限りを尽くし 200円を切る 嵐のような競争を望むか?
牛丼!!牛丼!!牛丼!!
よろしい ならば吉野家
我々は極限の空腹をかかえ 今まさに食わんとする餓鬼だ
だが この暗い牛丼業界の底で 小一時間ものあいだただの素人であった我々に
ただの牛丼ではもはやおすすめできない!!
牛丼を!!一心不乱の特盛りを!!
我らはたかが一家四人に満たぬ家族連れにすぎない
だが諸君は 一騎当千の古強者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で おめでたい状態となる
我々をマークし いい気になっている吉野家店員を叩き起こそう
髪の毛を引きずり下ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中にねぎだくの素晴らしさを思い出させてやる
連中につゆだくの力を思い知らせてやる
吉野家通のはざまには 奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
諸刃の剣で 世界を埋めつくしてやる
目標 吉野家!!
牛鮭定食を注文せよ
征くぞ 諸君!!!
 
これ、著作権とかあるのかしら? 出典は2chとかだったと思います。
冒頭の狂ったような演説は、「諸君、私は戦争が好きだ」から始まるフレーズで、「よろしい、ならば戦争だ!」となだれこむ、平野耕太さんの漫画「HELLSING」に登場するセリフのパロディのひとつでして、ほかに、もうどんが好きだ、とか2ちゃんねるが好きだ、とかいろいろあって笑えます。
 
何かこう、孤高の響きがあって、いいですよね。
 
よろしいならば転職だ
 
と、こう言いたいがために長々と引用しました。
もうね、ひとつの会社に縛られてる場合じゃないんですよ。実際の話。40も過ぎて一つの会社にしかいたことがないって、もう自分で自分のキャリアをつぶしているとしか思えないんです。とはいえ、自分がいいんならいいんですよ、その会社が楽しければ。仕事が楽しければ。あるいは人生が充実していれば。
 
でも多かれ少なかれ、呑み屋で、コーヒーショップで、電話で、あるいは奥さんなんかに向かって、自分の不遇をぶつぶつつぶやいているくらいなら、思い切ってどーんと外の世界に向かっていきましょう。
 
エントリーシートを書いたことがない? 大丈夫です。おせっかいなエージェントがなんとかしてくれます。まずは話を聞きに行ってみては?
 
やりたいことがない? それこそまさにチャンスです。やりたいこと、おせっかいな人がいろいろ見つけてくれますよ。
 
体力に自信がない? よろしい。私なんかはまったく自信がありませんが、特攻しています。これ、意外となんとかなります。ましてや30代までのあなたたちならなおさらです。50過ぎたおっさんなら、おっさんなりの力を出せばいいんです。逆に60くらいから元気になる人もいます。脳科学的には、50歳過ぎたあたりから大脳の構造が変容して、これまでの知識や経験が、知恵に変わる、とも言われていますよ。
 
転職理由なんて、「太陽がまぶしかったから」なんてことでもいいんです。
 
世の中のいろいろある自己啓発書の類で言われていること、私も勉強はしますが、反面、直感的になじまないものは全力で否定していいんだと思っています。
 

私が否定したい3つのこと

「即断即決」

ゼロ秒思考とか言われているじゃないですか。でも、できる人とできない人がいると思うんです。何ごとも訓練だとは思いますよ。ええ。私も即断即決できることはできます。ただ、すべての事象が即断即決できるわけじゃありません。
怒りを覚えたら6秒我慢しろ、とかよく言われますよね。6秒もたてば、怒りを客観的に見ることができるというように言われているので、突発的な爆発で人間関係を壊さなくてすむという、心理学的な知見のようです。
これと同じで、ビジネスの決断も、6秒は考えたほうがいいと思うのです。もっというと、一晩寝かすくらいの気持ちでいいと思うんです。
明日になれば、また気持ちが変わることだってあるじゃないですか。明後日になってもまだころころ気が変わるような案件であれば、他人に頼ればいいんです。もっと早く言えって? それは無理です。だって、自分のプロセスとして必要な時間だったんですから。
 

「率先垂範」

リーダーたるもの、みなの見本にならねばならぬ、と気負ってしまいます。でも、人には合う合わないってあるじゃないですか。合わない人のまねをしてもしょうがないのと同じで、自分のやり方が合わないと思う部下や同僚だっているわけです。ですので、もう自然体でいくしかないですよね。自分が思っている以上に、みんなはあなたのことを見ていません。とはいえ、周りが思っている以上にはあなたのことを見ているので、ある種の鈍感さは必要でしょうね。
 
 

「人を巻き込む力」

私自身こだわっているわけではないですが、自分がなんとなく強みかなと思っている能力は「巻き込まれ力」です。「人を巻き込み、プロジェクトを成功に導いてほしい」とか上司は思うわけじゃないですか。でも、そんなの、面倒くさいです。てゆうか向いてないです。それを無理にやっても仕方ありません。
逆に、私は自分の強みをほかの人に見つけてもらうのが得意ですし、そのようにして、自分が貢献できる分野を再発見し、へー、と妙に納得したりすることが多いわけです。自分のことは、案外自分ではわからないんだな、と思ったりもするのですが、これって「素直さ」という資質がある程度必要なのかもしれませんね。
あんまり関係ありませんが、台湾大地震の翌週に台湾旅行にでかけたり、ロサンゼルスから帰る日に9.11が起こったり、たまたま大学生のときに大阪にいたので阪神淡路大震災に被災したり、東日本大震災のときに会社から家まで4時間かけて帰ったり、天災が私を呼ぶのか、私が天災を呼ぶのか、妙に大きな出来事に巻き込まれがちなのも、運命なのかもしれませんね。
 
と書いているうちに、まだまだ言い足りないことがあるんじゃないかと思うのですが、それはまた思いついたときに書きます。
 
人生はひとそれぞれですから。

ローカル情報の可能性

世の中グローバルに開かれていて、家にいながらにして、世界中のいろいろな情報がインターネット経由で手に入ります。

ただ、日常生きている中で、本当に必要な情報の選別って逆に難しくなっていますよね。特に、需要が小さいものは、情報を入手するのが難しくなります。これはコスト効率の面から仕方のないことです。でも、私たち庶民の欲しい情報なんてせいぜい半径1kmの生活圏内での出来事だったりすることも多いわけです。

ローカル情報の発信および受信をコスト効率高く行うことで、私たちの生活は格段に豊かになるはずです。

ということで、半径1km(これは人によって違うと思いますが)のいろんな情報を一元的に提供してくれるようなサービスやアプリなんかがでてくるといいなー、と思っているわけです。が、これがなかなか世間にはないです。

個別具体的に用途を特化したサービスなんかはあるわけです。

たとえば、三井ショッピングパークアプリなんかは、位置情報もしくは事前のお気に入り登録の情報から、ショッピングモールの役立つ情報を知ることができます。セールだったりイベントだったりキャンペーンだったり。また、チェックイン機能もアプリについていて、来訪中にスロットゲームなんかであたりを引くと、いくばくかのポイントがもらえたりします。

ニアリーというアプリも、同じように、協賛しているデパートなどの情報をまとめて閲覧できるとともにチェックイン機能でのポイント付与などがあったりします。

また、LINEでLINEモバイルアカウントと友達になっていると、LINEモバイルショップに来店したときにメッセージをくれたりします。

でもね。

全部の店の情報知るのに、いろんなアプリを巡回しなきゃいけないって、微妙にストレスじゃないですか。しかも、気づいた時には有用な情報が期限切れになってたりして、あー、と思うわけです。

市場原理の話なので、すべての情報を一元管理できるなんてことはまああり得ない話でしょうけど、たとえばAmazon的なリコメンドでもって、ローカル情報をプッシュしてきてくれるとうれしのだけどなあ、と思ったりするわけです。

そんなサービス、すでにあるのでしょうか?

Google先生に聞くのがたぶん一番早くて確実なんでしょうけど、特にローカル情報を知りたい場合、たいてい個人ブログの一番役に立つんですよね。

ということで、おそらくブログメディアのひとつの大きな特徴はローカルに特化した情報発信にあるとも思えます。

私もそういった価値を提供できるよう、ローカル情報を少しずつ発信していこうかなと思う今日この頃なのでした。

私は主に川崎駅周辺に生息しているので、そのあたりのディープな話題など需要ありますかね? それでは!

キャリアを作っていくということ

まだ大企業で消耗してるの?

なんだか挑発的な見出しを書いてしまいましたが、世の中の会社の99%は大企業ではないのです。

ま、この数字は事業所数での比率なので、従業員比率でみると大きく違ってくるのですが、それでも世の中の約7割は中小企業の人なのであり、この人たちと感覚が違うってことは致命的なことだと気づきましょう。

だって大企業だって、消費者向けのサービスをしかけていく場合には、富裕層とか、大企業の人たちだけを相手にセグメンテーションするわけじゃないですよね?

だから、大企業で、特に同じ大企業相手の仕事をしている人たちは、自分たちの感覚が市井とずれていないか、自らチェックする感覚はもっておいたほうがよいと思うわけです。

自分たちの会社のルールが、世間でも通用すると思わないことです。

大企業の人たちがやっている業務プロセスって、本当にいるのそれ? ってのがかなり多いですし、それはコンプライアンスとか、自主ルールとか、そういう類の生産性とは違う領域で起こっていることが多いので、それはそれとしても、自分たちのサービスを磨き上げるためにはどうしたらいいのか、純粋に考えたいのであれば、大企業だけのキャリア形成っていうのはリスクだなあと感じるわけです。

自分自身を振り返って

えらそうにこんなことを書いている私も、新卒で入った会社は別として、今のところ、大企業を渡り歩いています。

でも、そんな会社で消費者向けの事業企画とか商品企画をしていて、それって本当にユーザーのため? と感じることは多いです。

だいたい、そんな会社の経営判断をする人って、もはや普通の人ではないです。どっかで感覚がずれているのでしょう。それに一生懸命根拠をつけようともがいている大企業のあなたも、きっとどこかで感覚がずれているのではないでしょうか。

うちの会社は技術があるからとか、営業基盤があるからとか、そんなものはもうあまり強みにはならないでしょう。

最初はみんな話を聞いてくれます。最初はね。

でもどっかでずれてるなって感じたら人は離れていきます。そんな場面を私は何回も見ました。

なんでこんなことを書いているかっていうと、自分自身絶賛転職活動中だからであり、自分への戒め、あるいは備忘として、ここに残しておくことは意味があるのかなと思った次第です。

未来の私がこの記事をみたときにどう思うか、また追記できればと思います。

もうちょっと詳しく知りたい方へ

大企業にもベンチャーにもいると思いますが、自分自身何か成し遂げたな、何かひとかどの人物になった気がするな、って地点に立っている人って、「一皮むけた」体験をしているものです。

この「一皮むけた」ってのがどういうことなのか、たとえば立志伝を読むのはひとつの方法ですが、経営学の理論的な構築として私が興味を持っているのが、金井先生の考え方です。

ご興味ある方は、詳しくはこちらをどうぞ。

【電子版】


 

【紙の本】

仕事で「一皮むける」 [ 金井寿宏 ]

 

ほかの会社がどんな事業をやろうとしているのかを知るには、求人票を見てみよう

タイトルそのまんまです。ですが、ちょっと補足で説明を書いていきます。

これはあくまで私個人の感覚なので、ほかのプロから見たら全然違うのかもしれませんが、それはそれでご容赦ください。

私自身、会社で新規事業を立ち上げるってことをよくやっているんですが、その際上層部から必ず言われるのが、「他の会社はどんな状況なんだ?」ってこと。

その先には、「だからうちの会社ではどんな差別化をするのだ?」「それで利益がどれだけでるのだ?」ということが問われるのですが、とりあえず外部環境がわからなければ、どんな勝負をかければいいのかわからないので、上記のような質問が来るわけです。ま、俗にいうベンチマーキングってやつですな。

個人的には、

「ベンチマーキング? は? なにそれおいしいの?」

って感じなのですが、それはなぜかというと、敵が既にいる時点でもうそのサービス半分くらい終わってるよ、って思うからですが、それはそれとして、まあ健全な社畜魂を発揮するためには、曲がりなりにもベンチマーキングせざるを得ないわけです。

ベンチマーキングの王道手法(と私が思っていること)

まあ、よほどのマーケティング費用がじゃぶじゃぶ流れ込むバブル状態でもない限り、どんな大企業でやるからといって、調査にそんなにお金がかけられるわけではありません。

ではどうするか?

まずはインターネット先生に聞くんですね。

正直玉石混淆の情報の中から、どんな実態を探り当てていくのか。最初は見当もつきません。

 てゆうか、新規事業を立ち上げる時って、自分のやろうとしている商品なりサービスがどのカテゴリに属するものなのか、あいまいだったりすることも多いです。したがって、まずはここのところをはっきりさせないと、そりゃあ、まあ情報整理はできません。

まあそれはさておき、何か、ここの企業は自分たちのやろうとしていることと近いことをやろうとしているぞ、とか、すでにやっているぞ、どうするんだやばいぞやばいぞ、とか、なんかニュース記事がいっぱい見つかるけど意外と情報少ないぞ、とか、なんか英語の情報しかないぞ、とか、まあ、なんか少しずつ手ごたえがでてくるわけです。

それをなんとか適当な形式でまとめて、それらしく引用をきちんと示しつつ、なんらかの示唆めいた資料を作って上層部に答申すると、じゃあもう少しお金をかけてもいいよ、となることがあります。

そうすると、次には、調査会社の出しているレポートを買ってみたり、調査会社に調査を依頼したり、もっとお金がある場合にはコンサルティング会社と契約して、調査も含めた戦略の青写真を描いてもらったり、といった活動になっていくわけです。

そこまでお金がかけられないとなった場合でも、本屋に売ってる本くらいは自分で買えるでしょ? インターネット先生だけでは得られない、それらしい根拠というのはこうして積み上げていくわけです。

で、本題

そういう新規事業の立ち上げ話はまた折を見ていろいろ書いていこうと思っているのですが、ここでは、そもそものお題に立ち返ってみます。

なぜ求人票を見るといいのか。

だいたい、新規事業を立ち上げる時って、専門のチームがいなかったりとか、専任の人がいなかったりとか、するわけです。

なぜなら、そこにお金を投下すると、決めたわけではないから。

経験則でいうと、既存事業の運営にかけている8の時間に対し、2の時間をそういった新しい価値を生む活動に使うわけです。

まあこれは個人の時間を8:2で使うこともあれば、10名のチームの中で、専任の人が2名といった体制になるということもあると思います。

まあ、この割合でもかなり恵まれたリソースの使い方だと思いますけどね。

そうこうしているうちに、はっと誰かが気づくわけです。

やべえ、勉強しても、努力しても形にならない。。。

そうだ、そういえば、だれも専門家じゃないから、この活動を誰も評価できていない。つまりは、形になっていたとしても、それで進んでいいのか、または修正が必要なのか、だれも決められないということですね。

だから、専門家を雇おう、という話がでてきます。専門家を雇って、事業企画のスピードをあげるのはもとより、そもそも活動の評価をしながら進めていくということができるようになるわけですね。

大企業の論理としては、この専門家に責任をなすりつけてしまえば、そのあと失敗しても自分たちは傷つかずにすむというメリットも垣間見えてきます。

そんな経緯で、労働市場には、専門家求む! っていう求人票がでてくることになります。

そこには、企業名が明らかにされている場合もあれば、そうでない場合もあり、また、どんなことをやるのか明示されていることもあれば、そうでない場合もあり、情報の質はその時々で全然違うのですが、普段知ることができない、他企業のリソース投入の情報を外部から知ることができるようになるわけです。

こんな情報、会社間の交流会とかやっても、教えてくれないですよね。

企業が採用ホームページに求人をわざわざ載せるような壮大な事業計画の場合には、そもそもそんなことが他社にばれても、そもそもかなりのお金をつぎ込むことに決めた戦略案件なわけですから、まあその情報を知ったところで、資本力の勝負で勝ちにいくかどうかの話であって、少なくとももうマーケターの出る幕ではないわけです。

そうではなくて、これは将来化けるかもしれないけど、よくわからないぞ、とか、小さくても勝ちを拾いたいですね、というような案件の場合には、こうした公開情報にはでてこないので、表立ってはでてこない求人票をのぞきにいくわけです。

そうすると、あの企業がこんなことをやろうとしているのか、とか、やべえ、もうリソース集めにかかっているよとか、もっと深読みすると、コールセンターの増強しているということはもうローンチ間近だよとか、そんな情報までわかるわけです。

ここまで来るとなんとなくわかりますね。

あの企業に勝つためには、こういう人を集めないとダメです、とか、もうすでに時遅しです、とか、このくらいのスピード感でやれば勝てそうです、とか、サービスをこういう形に修正するとよさそうですとか、そういった情報武装をすることができるわけです。

こういった情報は、資料に載せるのではなく、議論になったときにここぞというタイミングでささやくのが効果的ですが、なにはともあれ、自分自身がその事業の先行きを原落ち感をもってできるかどうかといったときの重要な情報ともできるわけです。

公開されていない情報をどうやって入手するのか

 ぐだぐだと述べてきましたが、基本的にこうした情報は公開されていないわけで、そういう意味ではどうやって求人票を見るんだよゴルアっていう声が聞こえてきそうです。

もうわかっている人もいると思いますが、転職サイトに登録しておけば、そういう情報が流れてきます。求人票という形で流れてくることもあれば、エージェントと面談する中で教えてもらえたりもします。

自分にその気がなくても、転職サイトに登録しておくことは基本的にはタダですし、自分自身の労働市場での価値を確認するためにもオススメですよ。

私自身もいろんなエージェントとお付き合いがあるのですが、大手どころは一通り抑えておくのがよいでしょう。

以下がオススメサイトです。

www.r-agent.com

doda.jp

www.jac-recruitment.jp

こうした情報をもとに事業立ち上げが成功した暁には、その実績を引っ提げてほかの企業に移ってみるというのも、キャリア戦略のひとつとしてアリですね。

なんか最後、ちょっと別の話題になってしまいましたが、ま、多様な選択肢を持っておくというのは精神衛生上もよいことだと思います。