40過ぎのおっさんがメルカリを使ってみたよ、あるいは、らくらくメリカり便の出し方について
いわずとしれた、C2Cプラットフォーム、いわゆるフリマアプリの雄、メルカリを使ってみた話です。私自身、あまり情報がなくてびびった点があったので、記事を書いてみたいと思いました。
出品まで
事前準備
- まずはアプリのダウンロードです。
- 会員登録をします。
出品準備
- 出品物を決めます
- 出品物を写真に撮ります
- メルカリアプリ上で出品します
販売
- 出品物に「いいね」や「コメント」などがつきます
- 値下げ依頼などが来るかもしれません。相場観などから、必要であれば対応します。
- 実際に売れます。
クロージング
- とにもかくにも、買ってくださった方にお礼をいれましょう。
- 入金の確認ができたら発送準備に入ります。
- メルカリのガイドを見ながら丁寧に梱包します。
- 事前に決めたやり方で、あるいは、未定にした場合には、この段階で発送方法を決めて発送します。
- 発送状況はアプリで確認できます。
- 相手が受け取ったことを確認したら、取引相手を評価します。これは相互評価になるので、相手は受け取った段階であなたを評価しているはずです。再度お礼コメントなどをいれると気持ちの良い取引となるでしょう。
- 「販売代金ーメリカり手数料10%-送料=あなたの利益」がマイページ上で確認できると思います。
びびったポイント
- 本当に売れるのだろうか?
- 執拗な値下げ交渉に巻き込まれたらどうしよう。
- 梱包は素人だぞ。大丈夫かな。
- らくらくメルカリ便って、いくらかかるんだっけ?
ひとつひとつ説明していきましょう。
本当にうれるのだろうか?
これに関しては、いろいろとノウハウを書かれている人がいます。私なりの視点をいれるとするならば、
- いいね、がついているのであればあきらめる必要はないです。1週間はとりあえず我慢しましょう。
- 1週間くらい売れないと、メルカリが10%引きしたら売れますよ、とか言ってきます。まあ、もともとの値付けによるが、適当なところで相場を見ながら値段を調整するのが吉かと思います。メルカリには膨大に商品が出品されるため、いったん出品を取り下げて、再出品することを推奨する人が多いですが、それと同時にいいねも消えてしまいます。出品している商品やカテゴリに競合が多くない場合には、素直に商品情報を変更して値引きしたほうがよいでしょう。
- メルカリが頻繁に〇%引きクーポンとかキャンペーンを入れてきます。買う人はおそらくこれらが切れるタイミングを見ていると思うので、こういったキャンペーンのタイミングが終わるまではとりあえず待ってみるのがよさそうです。
- 1か月売れないとなると これは本当に需要がないものか、値段が高いということです。あるいはあなたの書いた情報が足りないため、相手に不安を与えているのでしょう。いったん取り下げて再出品するか、ヤフオクなどほかの顧客層を探しましょう。
- あと、これはみんな書いてますが、送料は出品者負担でないと、あまり売れないでしょう。
ってなところですかね。
執拗な値下げ交渉に巻き込まれたらどうしよう?
私の出品に関して言えばこれは杞憂でした。ただ、自分自身の相場観が、市場とずれている場合には素直に価格の見直しを考えたほうがいいでしょう。
自分の考えている想定以上の値引きをコメントされた場合には素直に、
「すみませんが、対応できかねます」
など率直にコメントすればよいのではないでしょうか。
梱包は素人だぞ。大丈夫かな?
私も相手から評価されるまではびくびくしていましたが、これもガイドにしたがっていさえすれば、意外と大丈夫なものです。梱包するときに、壊れ物であればぷちぷちにくるむ、とか、緩衝材をいれるなど最低限のことをしておきましょう。余ったぷちぷちがなければ、100均とかで買ってきておくと、いざ発送するとき焦らなくてすみます。
らくらくメルカリ便って、いくらかかるんだっけ?
わたしが最後にびびったのはここでした。てゆうか、送料って意外と高いなあというのが出し終わった感覚でしたが、そもそも少額の商品を売って、高い送料を払って、高い手数料を払って、利益がちょっとしかない、なんて悲しいじゃないですか。
だから、それでも大丈夫なように、元値を見極めておくのが肝心です。
らくらくメルカリ便って、ヤマト運輸の物流ネットワークを使うものなので、基本的にはヤマトの運送料金がその目安となります。
重さと大きさによって値段が変わってきます。
私が出品した商品は、縦横高さの合計が100センチ以内、というところに該当したので、送料が900円でした。
これ、たぶん、それなりに大きな荷物だと思いますが、これくらいかかるのを覚悟で値付けをしておきましょう。
ここで私の大きな発見。てゆうか事前にガイド見ろよって話なのかもしれませんが、送料って、発送するときに払わなくていいのね!
上記「クロージング」の7に書きましたが、販売価格から手数料を引いた額から自動的に送料900円はひかれて、引かれた後の金額がマイページの売り上げのところに計上されます。つまり、実際に配送してかかった金額が確定した段階で、送料を負担者に計上しているのですね。これは賢いし、便利! なにより、まだ売上金も受け取ってないのに、少しでもキャッシュアウトするのっていやじゃないですか。そういったユーザーのペインを解消するようなサービス設計になっているというようなところが、メルカリのはやっているひとつのポイントなのかもしれませんね。
ちなみに、らくらくメルカリ便を選択した場合、ヤマトの配送所のほかに、ファミリーマートやサークルKサンクスなどに持っていくこともできるのですが、やっぱり慣れてるヤマトの人のところに持っていくのが正解かなと思います。
ネコピットの使い方、おたおたしている私にも、きちんと教えてくれました。そもそも、ネコピットのトップメニューに、フリマ用のメニューが整っているというところを今回初めて知ったのですが、それだけ需要があるということなのですね。
ここ、何気にポイントです。
ネコピットをいつものように操作してはいけません。かならずフリマ用のメニューからたどっていきましょう。そうしないと永遠に二次元バーコードをかざすことはできませんよ。
でも、お互い匿名で送りあえるって、ストレスなくていいですね。
多少高くても安心代と思って、らくらくメルカリ便選びましょう!
あ、ちなみに私が出品したのは2世代ほど前の家庭用ゲーム機です。こんなものが売れるんだ! ってことで今後も何かいろいろ出してみたいと思います。